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料理の写真

 

先日、テレビでこんな議論をしてた。

「お店の料理の写真を、許可なくブログやSNSに掲載するのは、OKか?」

この議論に関する私の意見を書いてみようと思うヾ(´・∀・)ノ

(※最初に書いておきますが、法的な正解を載せてる記事ではありません。あくまで私の見解です。)

 

法律的にはどうなの?

外国だと「料理はシェフの作った芸術品だから、勝手に載せるのは著作権侵害になる」と法律で決まってる国もあるけど。

日本は、まだそこまで法整備されてない(2016年3月現在)。

 

テレビの議論の内容

テレビでは、賛成派、反対派それぞれに意見がありました。

<写真掲載OK派の意見>

・お店の宣伝にもなるから良いのでは?
・せっかくキレイな料理なんだから、写真撮っておきたい!
・SNSに載せたい
・他のお客さんを写すわけではなく、自分の目の前の料理を撮るだけ。
・他のお客さんの迷惑にならなければ、いいのでは?
・その料理に対してお金を払っているから。

<写真掲載NG派の意見>

・料理は料理人の芸術品だから。著作権がある。
・料理を出した瞬間が一番美味しいタイミングなのだから、すぐ食べるべき。
・楽しく食べてるのに、周りで写真を撮ってるのが気になる。
・撮られた写真を見ると、おいしそうに見えない(お店側の意見)。

 

すどう的な見解

ここからが私の意見。

まず、私自身は写真を載せることに賛成派。
だけど「写真掲載OKにするべきでしょ!」っていうのが私の意見ではない。

結論としては「OKかNGかを決める必要ない。」が私の意見。

 

vol.1 なんで料理だけに著作権があるの?

<料理だけが芸術品じゃない。>

NG派の意見を聞いていて、まず思ったのが「なんで料理だけに著作権があるの?」ってこと。

「芸術品だから」とか言うけど、それなら服は?車は?家具は?

もっと言ってしまえば、家だって誰かが作ったものですよ。
(ちなみに私は建築会社で働いてます。)

デザイナーや設計士や、実際に建てた大工さんにとって、家は自分の芸術品。
それには著作権ないの?

作品全部に著作権と言ってたら、家の中で撮った写真とか、一切載せられなくなるってことじゃないの?

「自分で大金払って建てた家なんだから、自分の物。」って言うなら、料理だってお金払って食べてます。

過去に日本では、住宅街が写っている写真集が発売された時に
「自分の家が載ってる!これは法律違反じゃないのか!」
っていう訴えがあったらしい。
でも、これは違法じゃないという結果になった。

表札とか名前が載ってたらNGかもしれないけど、
家の外観を載せるだけなら、デザイナーはおろか、家主にも許可がいらない
ということにビックリ!!(゚Д゚)

料理には著作権あって、家には著作権無いって、どういうことやねん!
何ヶ月かけてつくってると思ってるんじゃー!ヾ(。`Д´。)ノ
(※料理に著作権があるのは日本ではなく外国の一部の話です。)

まぁ、家の外観載せるのが違法だったら、google earthはこんなに広まってないだろうけど。

そもそもGoogleアースには、公園にある銅像とか彫刻作品も載ってるわけじゃん。
あれだって、厳密に言ったら芸術作品でしょ?

それがネットに無料でさらされていて、料理にだけ著作権求めるってどういうことやねーん!!ヾ(´Д`;)ノ

<料理は「見ること」が最大の目的ではない>

ただ、「家に著作権がないなら、他の物にも著作権なんて無い」とか思ってるわけではなくて。

たとえば、絵画とか映画とかマンガとか本とか。

「見ること」に最大の価値があるもの、
もっと言えば「見ること」が目的のもの、見せることで対価を得てるものは、たしかにネットとかに勝手に載せられちゃ、たまったモンじゃない。

だけど料理って、別に「見ること」が最大の目的じゃないでしょう??

映画やマンガなら、ネットで無料で見ることができたら、わざわざお金を払ってまで買わない、という人が増えると思う。
でも料理の場合、「写真で見たから、もう食べたくない。」とはならない。

料理は、無料で見れたとしても、それで価値がなくなるわけじゃない。

<世の中の物すべて、誰かがデザインしてる。>

「見ることが目的じゃないけど、シェフは芸術性を求めて見た目にも美しく作っているんだ!」
っていうのは、もちろん大切なことだけど。

それを言い出したら、世の中の物、全部そうだよ。って思う。

使うことを目的として作られてる物だって、より美しく、いかにオシャレな見た目にするかって、日々考えられて作り出されたデザインでしょ。

なんか料理にだけフューチャーして議論されてるのが、どうも納得いかん。

料理以外だって、
「今日○○買いました」って、買ったものをブログに載せてるし。
「今日の服は○○です」って、コーディネートの写真載せてるじゃん。

服だってデザイナーの作品でしょ?
それを撮る時に、いちいちデザイナーや縫製職人に許可取ってるとは思えない。

もし「服や物は製品であって、一品一品つくる創作品ではない」って言うなら、手作業でつくった服やかばんには著作権があるっていうこと?

お店で製品として売られてる物でも、実際には手作業で作られてる物って、けっこうあると思うけど・・。

少なくても私は今までの人生で許可なんて取ったことない。

そもそも、人物が写真に写る時って、基本的に服を着てるわけで。
日常生活で写真撮る時に、いちいち服作った人の許可がいるんかいな(・ω・)

「服を買った時点で自分の所有物であり、写真を撮ろうがどうしようが自由。」
ほとんどの人がそういう感覚だと思う。

それに対しては「デザイナーの著作権が~」とか言わないのに、料理にだけ言うのがおかしいよ。

いゃ、別に料理を軽く見てるとか、ディスってるわけではなくて。

なんで料理だけ??っていう、素朴な疑問。

逆に、料理にだけ「著作権、著作権」って言ってる人は、料理以外のものを相当バカにしてるよね。

料理以外のものは、そのデザインを考えた人の、そこにいたるまでの試行錯誤とか紆余曲折とか、何もなく、ただいきなり、なんとなくそのデザインになったと思ってるわけ??
そこには芸術性も何もないってこと?

料理以外のものを下に見過ぎだと思う(´・ω・`)

・・・だめだ。書き出したら止まりません(笑)

 

vol.1のまとめ

「料理は芸術品だから」というのは、写真掲載NGの理由にはならない。
そもそも、料理だけに著作権を求めることがおかしい。

「著作権」以外の視点からも、この議論に関してはまだまだ書きたいことがいっぱい!
というか、まだ結論まで書けてない・・(´Д`;)
めっちゃ長くなりそうなので、数回に分けて、また別の機会に書きます。

では、また~♪

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